2015年12月27日日曜日

貝風呂たずねて三千円

探し求めて半年。
ようやく巡り会えました。
一路、みちのく小京都 角館へ!貝風呂たずねて十八里≒70キロ
その存在自体は、かなり前から知っていたのですが、歴史館や博物館でガラス越しでしか見ることの出来無い、つまりそれを自分の手に取ることなど、ましてや、それを実際に使ってみることなど永久に無いものだとばかり思い込んでいたのでした。
それがですね。なんとですね。
「今でも作ってる人がいるらしいよ。売ってるらしいよ。」と知人から教えられたのが半年前。けれどもその場所がはっきりしないのでググりまくって半日。突き止めたお店に早速電話してみますが、そこの店主からは、作ってたお爺さんがすでに亡くなってしまったこと、それに在庫もないことを告げられます。あーやっぱり永久に手にすることは無いんだと諦めかけて一週間。
ふと思いついたのが骨董屋。

いい仕事してますねぇ~。柿右衛門???
和菓子の木型だと思うのですが、こんなのも欲しくなります(笑)
もしかしたら骨董屋だったら置いてあるのではないかと。
それに気付いてからは、週末、平日問わずあちこちの骨董屋、それにリサイクルショップまで電話しまくり探しまくり。
けれども、どこからも色よい返事は無く。県外にも目を向けて再びググりますが手がかり無し。もうきっぱりと諦めるしかないなと考えはじめて半年が経ちました。
そんなときです。帰省途中で見かけた骨董屋にまさかと思いつつ、ぷらりと立ち寄ったのですが、果たして、店主曰く「うちにはありませんねぇ」と。
あーもう、仕方ない。もう100%諦めるしかないなと観念したその時でありました。
ふらりと入ってきたお客さん。店主と僕との話を聞いていたらしい。
そして一言。「あーあれでしょ?うちにあるよ」。

さっそく、炭火を起こします
さっそく、ハタハタ貝焼き
まさにお風呂ですね
火加減が難しい。気が付くと煮詰まってしまいます・・・
自分だけのきりたんぽ、自分だけのハタハタという所有欲が
レベルマックス 
実は客だとばかり思っていたのが店主とお友達の骨董仲間なのでありました。
欣喜雀躍、狂喜乱舞。その時の僕は、イタリアからはるばるアルゼンチンへと渡り、そしてお母さんの居場所を突き止め喜ぶマルコよりも3㎝は高く飛び跳ねていたはずだ。
と同時にかねてよりの懸念が現実味を帯びてきます。
つまりですね。お値段ですね。お値段。
思いがけなかった出会いから一週間ほどして、そのお友達のお店へ。
柿右衛門だとか、人間国宝なんて四字熟語が頭を巡ります。
ウン十万円は当たり前、きっと足元見られてるな・・・と思いながらも勇気を奮い起こして、さてハウマッチ?
お友達店主曰く「三千円でいいよ」
貝風呂たずねて三千円

これで三千円ですよ!こんなに楽しめるにしては安い!安すぎる!!
ということは・・・複製品?
つぎは、秋田名物「くじら貝焼き」を食べます!!!